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般化

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私達は厳密には異なるものであっても、似ているものであったら、同じものであるという認識をすることができます。

例えば、信号機が青色に光っていたとしましょう。私達はそれを見て、進んでいいんだなという判断をします。

信号機というものは、場所によって形が違います。色合いや、光り方も異なります。今まで灰色の外見だったのに、工事で新しくなって茶色っぽい見た目になったということもあります。光り方も、昔に比べればこの信号機は輝くようになったなどと近所の信号機に感想を抱いた人もいることでしょう。

このようにそれぞれ厳密には形や見た目が異なるわけですが、私達は、どれも信号機であるから、それが青に光っていたら進んでいいということを理解します。個別個別でケースが異なる可能性があるのではないかなどとは考えません。信号は信号、と一般化して考えることができます。

今回ご紹介する心理学用語は、そんな一般化する力に関するものです。

般化

般化とは、特定の刺激に対して、それと類似する刺激に対しても、同じように反応などを示すというものです。

特別似たような刺激だと反応が起こりやすくなります。そこまで似ているわけではない刺激ですと、あまり反応は起きることはありません。

ひげのある先生にひどくしかられたことのある子どもが、ひげのある関係のない男性を見ただけで怒られるような気がしてびくびくしてしまうといった例が挙げられます。これは、ひげのある教師にいやな目にあったという経験が般化されて、ひげのある男性になら誰にでも怒られるような気分になっているのです。

似たようなところで、赤ちゃんに対する有名な実験があります。うさぎを見せた後に大きな音を立て、赤ちゃんに恐怖心を与えます。すると赤ちゃんは、当然うさぎをこわがります。これは当たり前です、うさぎが目に入ると、大きな音が立てられて怖い目にあうのですから。

しかし赤ちゃんの反応はそれだけにとどまりませんでした。赤ちゃんは、白いものを見ただけで泣き出すようになってしまったのです。

見事に般化しているわかりやすい例ですね。

また、パニックなどの症状でもこのような現象が見られます。とある公園の広場で過呼吸になった経験がある人が、同じような場所の広場に行くと、また過呼吸になるのではないかと不安に感じて、精神的に参ったり、またパニックのような症状になってしまいうことがあります。般化によって、良くないことを予期して不安になることで引き起こされるわけです。

般化は特に問題のない場合もあれば、この例のように、病気につながったり、日常生活に支障が出たりするものもあります。その場合は不安視していることをやってみて直面して、意外と大丈夫なんだという経験をする必要があります。そうすることで予期不安が解消され、気分がかなり楽になります。

まとめ

般化とは、ある特定の刺激と類似する刺激に対しても、特別な反応などを示すというものです。固有の刺激を一般化してしまっているわけですね。

般化は特に問題がない場合もありますが、般化によって必要のない恐怖心を日常で抱いてしまったり、予期不安によりパニックや苦しい気持ちになるような、不適応につながるような場合もあります。

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