心理学の種類・心理学者・日常で役立つ心理学と心理テストを紹介します。

menu

メンタル心理.net

ヴェブレン効果

心理アニメ

あなたは高い物はいい物であると思いますか。

高い物よりも安い物の方が質は悪いと思っていますか。

思っていた場合、絶対そうであると言い切れますか。

値段は関係ないと言う人もいれば、高い方がいい物に決まっていると言う人もいるでしょう。

今回ご紹介する心理学用語はヴェブレン効果というものです。これは物の値段と人が判断する価値に関する心理学の言葉です。

一体どのような意味なのでしょうか。

ヴェブレン効果とは

ヴェブレン効果とは、高額の物の方が消費者の自己顕示欲が見たされ、また、製品の効果、満足度が高くなる効果のことを指します。

ブランド品に身にまとい高級料理店を歩いている人たちは、ブランドの良し悪しや料理の良し悪しがわかるとは限りません。本当に質が高いために高価である物と実際は安くて高く見せかけている物の違いを区別することは難しいものです。それは芸能人格付けチェックという番組を見ていればよくわかりますね。

ではなぜ高い物を身に着けるかと言いますと、自分の顕示欲を満たすためです。高級な物に囲まれることで自分までも価値が高くなったと思うわけです。実際の機能云々よりも、高級であることの方が大事なのです。

例えばスーパーの100円のアイスを小ばかにして食べる気がしないと言う人がいたとします。しかしその人も、高級スイーツ店でメニューですと言われて出されれば、おいしいおいしいと言って食べてしまう、なんてことは実際にあります。

また、婚約指輪などの場合はヴェブレン効果が特別発揮されることでしょう。高価であることで、女性は感動するでしょうし、安物でもいいという人もいるでしょうが、安物であることによって愛が冷めてしまうという人も世の中にはいます。

他にはオークションで出した石が、1万円からだと誰も見向きもしなかったのに、100万円からにした途端落札が入ったという話もあります。高級であることで価値を見出されるケースは世の中にたくさんあります。

高いことが満足感につながる

自己顕示欲を満たすこと以外でも、高い物が満足感を満たすことはあります。

例えば格安の英会話レッスンよりも、高額を支払った英会話レッスンの方が、満足する可能性は高いです。安い方で不満があると、やっぱり安いからだめだという心理になりがちです。高い方の方が相手を信用する可能性が高く、満足感にもつながりやすいのです。

ただしあまりにも不満ばかりだと、高い金を出しているのに…という風に不満が爆発してしまう場合もあります。

まとめ

高級な物の方が、安い物に比べて自己顕示欲求を満たし、高い物の方が安い物よりもより良い物であると見なしてしまう傾向を、ヴェブレン効果と言います。

ブランドバッグに全身を固めることが好きな人は、このヴェブレン効果によって、欲求が満たされているわけです。

バブル期の日本なんかが顕著ですね。21世紀よりも20世紀後半の方がブランドという言葉自体が強く、影響力もありました。最近はこうした傾向は少なくなってきましたが、まだまだこういった概念はあると思います。

また、同じ商品であっても、高額な物の方が、満足を得られやすいという傾向があります。

高級志向は決して悪いものではありませんが、本当に高い物がいいのか、一度考えてみるのもいいかもしれませんよ。

関連記事