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ロミオとジュリエット効果

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障害のある恋愛は燃えると昔から言いますよね。二人の仲を引き裂く悲劇を乗り越えた恋愛は、大恋愛になりがちです。このような現象は創作の話でもよくあり、定番と言えば定番ですね。

心理学という学問は本当に様々なことを調べています。なんとこのような恋愛に関することもばっちり調べているんですね。

今回ご紹介する心理学用語は、ロミオとジュリエット効果というものです。

ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果とは、人は何か目的があった場合、その目的をクリアするのを邪魔するような障害があった方が、目的を達成したくなる気持ちが高まるという心理学の用語です。

ロミオとジュリエット効果は、主に恋愛で使用されます。ロミオとジュリエットのように、高い障害があってもその恋愛を成就させようとする気持ちが高まっていくわけですね。多少ストレスがあった方が、相手を愛する気持ちは熱く燃え上がるのです。

周囲から付き合うのをやめるように言われた場合などにむきになって相手と意地でも付き合おうとした経験はありませんか。それは、相手を想う気持ちだけではなく、このロミオとジュリエット効果も出ているために生じた気持ちなのです。また、付き合う相手がだめな人で苦労が多い場合に頑張ってしまうのも、このロミオとジュリエット効果が影響しているのでしょう。

ロミオとジュリエット効果は人に対してでなくものに対しても有効で、手に入りにくいものがあると、どうしても手に入れようと頑張ってしまうものです。人気商品を長時間並んだり高値を払って手に入れている人はよく見かけますよね。

人は苦労をすればするほど成功した時に達成感を味わうものです。その達成感は感動的で、他の何ものにも代えることのできないすばらしいものです。もしかしたら、そうした快感を無意識に感じとっているのかもしれませんね。

恋愛以外の応用

目的を達成するのに邪魔が入った方がやる気が出るというロミオとジュリエット効果ですが、恋愛以外でも応用が利きます。教育においても有効です。

子どもが何かについて興味を持った時に、なんでも手伝いをして、楽をさせてあげるのも一つの手でしょう。しかしながら、ほどほどに苦労をさせて壁にぶつからせるという手もあります。ロミオとジュリエット効果を期待して、苦労させることでさらにやる気が出るようにするわけです。困難のハードルがあまりにも高すぎると、子どもはやる気をなくしてしまうでしょうから、その見極めが重要になってくるので注意が必要です。

また、子どもだけでなく会社の新人への対応でも使えそうです。ほどほどに考えさせて苦労させることで、本人の能力向上だけでなく、やる気の向上にもつながります。困難を乗り越えることは自信につながりますから、ある程度の困難を用意することが上の人間の腕の見せ所ですね。こちらも子どもと同じくあまりに苦労させると潰れてしまうため、相手のことを気をかける必要はあります。

まとめ

ロミオとジュリエット効果は、主に恋愛において、目的達成のための困難があると、さらに燃え上がりやる気が出るという心理を表す言葉です。この現象を利用して、恋愛をさらに盛り上げることが可能になりますし、また、教育での応用をすることもできます。

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