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ハロー効果

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人の評価というものは時としてあてにならないものです。正当な評価をしているつもりでも、実際は偏った見方をして極端にポジティブに判断していたなんてこともよくあります。

今回はその人の評価に関わる心理学用語のご紹介です。

ハロー効果

ハロー効果とは、人やものを評価、判断するときに、目立つ特徴に影響されて、その人やものの評価を歪んだものにしてしまうことです。

ハロー効果は主にポジティブな方向に評価が偏る時に使う言葉ですが、実際にはネガティブな方向でのハロー効果もありえます。

ハロー効果の具体的な例ですが、例えば東京大卒タレントだとか、貧乏出身だとか、達筆であるとか、わかりやすい特徴があると、その人の能力や人格までもプラスに判断してしまうというものです。イケメンや美女だと印象が良くなり、仕事もできると判断されがちなのと同じですね。

とある企画でしっかりした受け答えをする普通の容姿の人間と、やや変な受け答えをするモデルの人間を就活させたところ、普通の容姿の人間よりも、はるかに容姿の優れた人の方が多くの内定を勝ち取ったという結果が出ました。

これは明らかにハロー効果が出ています。

このように私達は目立つ特徴でその人やものを評価しています。CMで好きな芸能人が出ていたら、その商品に対する印象も良くなります。逆に嫌いな芸能人が出ていたら、印象が悪くなります。CMに出ていた芸能人が事件を起こした場合、なぜかその芸能人をCMで起用していた企業がクレームを受けることがあります。

これは非常に多いです。本来企業と芸能人の事件は関係がないはずです。事件を起こすなんて予測できるわけがありません。しかし何をしているんだとわざわざ電話を入れてしまう人が世の中にはあふれています。

この人達はネガティブなハロー効果の影響を受けているのです。ハロー効果の影響を受けて企業にまでネガティブな印象を抱くようになり、イライラをぶつけるためにクレームを入れているわけですね。

人の評価は大雑把

人の評価は大雑把なものです。細かく項目を挙げてここはいいここはだめだ、だからこの人はだめだというようにシステマティックに評価をするということは、日常ではなかなかありません。イメージで決めている部分も大きいのです。

人の評価で悩んでいる人はあまり考えすぎないことが大切です。

人の意見は、その場の環境でも変わります。快適な空間にいる人は前向きなコメントをすることが多く、不快な環境にいる人は辛らつなコメントが多くなります。それくらい人の意見というものは不安定なものなのです。翌日にはものすごく高評価を得るかもしれません。

何か人に言われても、たまたまだ、機嫌が悪かったのかなどと気楽に考えると気持ちが楽になりますよ。

まとめ

ハロー効果はその人やものの目立つ特徴によって、その人の評価が大きく変わるというものです。

ハロー効果は、普通はポジティブな内容で使います。キリストの後ろに光が射すようなイメージを用いて、後光効果とも言います。目立つ光によって、その人の評価が高まるわけですね。

人の評価は様々な影響を受けやすいため、たとえネガティブな評価を人から与えられても、気にしすぎないようにすることが大切です。

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