心理学の種類・心理学者・日常で役立つ心理学と心理テストを紹介します。

menu

メンタル心理.net

超心理学の生みの親・・・デソワール

心理アニメ

「超心理学」という言葉を聞いたことがありますか?

人間の脳は、通常活動での使用率が10%ほどで、残りはいまだ未解決な部分が多いそうです。自分が毎日携帯している脳や心なのに謎が多いわけですから、未知数が限りなく多いという事に他なりません。

今回ご紹介する心理学者デソワールは、そんな解明されていない脳や心に、通常の心理学や病的心理学に当てはまらない心理学の部分があると考え、その部分を「超心理学」と呼びました。

では、その超心理学とは、どのような学問なのでしょうか。

【マックス・デソワール】

1867年~1947年、ドイツの心理学者である芸術史家。超心理学という用語及び概念の生みの親であり、芸術学の基礎構築に取り組みました。
超心理学とは

超心理学とは、自然を超越した現象、すなわち一般的には「超能力」「超常現象」と呼ばれるものに対して、科学的に解明していこうとする心理学の事を言います。

研究内容としては、テレパシー・予知・透視など、第六感と呼ばれる「EP」や、念じるだけでスプーンを曲げたり、遠くのモノをこちらへ移動させるなど、物体の変化をもたらす「サイコキネシス(念力)」についてが中心になります。

又、最近では、臨死体験・体外離脱・前世記憶などを研究するグループもあるようです。

なぜ、このような現象が発露するのかは、超常現象であるが故科学的解明はむずかしですが、「実験心理学」の手法を使用して結果を分析しています。

例えば、ESPカードを使って数百万回に上るテストや、サイコロの目を予測して振るテストを実施し、その成功確率から存在を証明しようとしました。
超心理学がメジャーじゃないのはなぜ?

自分の体の一部であるにも関わらず謎が多いからなのか、はたまた正解をどうしても知りたいと思うのか、やっぱり目に見える事しか信じられないというのが本音であり、その点でなかなか浸透しなかったようです。

心理学の世界もやはり、科学的根拠のないアンチ超心理学者も多数存在し、超心理学の研究は、もはや「存在をアカデミズム的に否定する理由探し」の面が往々にしてありました。

ESPカードの実験をする際、超能力を信じるグループを「山羊チーム」、信じないチームを「羊チーム」とし、それぞれに実験を行ったところ、羊チームの正解率が芳しくない結果に終わり、この奇妙な現象を、超心理学用語で「山羊・羊効果」と呼ぶようになりました。まさに、本人の能力以上に、「願い・祈り」のエネルギーが存在するかのような、超心理学推進派にとっては不本意な結果におわりました。

又、超心理学が波及しない理由として、宗教の問題が挙げられます。

太古の昔から、超常現象を操れる人間が、選ばれしものであるという仮説の元に、宗教は成り立っているといっても過言ではなく、それが、「実は誰にだってあるんだよ」なんて結果がでると、面目丸つぶれになりかねない、という実情も見えてきます。
最後に

「目に見えないものは信じない」という現実主義の反面、「そりゃ~できればすごいよね」という憧れや、未知数の能力への期待もあります。その道理がかなってしまっては、今まで費やしてきた労力や時間が無意味になる事もあり得ます。

そう考えると、超能力や超常現象が、本当は存在したとしても、「ない」事にしておいた方が、万事うまくいくと思えてきました。

関連記事