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精神科医・心理学者・社会理論家アルフレッド・アドラー

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アドラーとは

アドラーとは、アドラー心理学の生みの親です。
オーストリア出身の精神科医であり心理学者、社会理論家のアルフレッド・アドラー(Alfred Adler)を指します。
初期の頃には、フロイトと共に共同研究者として携わっていたのですが、1911年に決別後、アドラー心理学を作り出しました。
アドラー心理学の基本前提として、個人の主体性・目的論・全体論・対人関係論・認知論の5つが挙げられます。
心をカテゴリー分けしたフロイトに対し、アドラーは、心は個々のものだと考え、個人心理学理論を唱えていました。

アドラー心理学の考え方

2013年に嫌われる勇気で有名になったアドラー心理学は、人間の悩みは全て内に存在するという考えで、現代社会でも多くの方に共感されています。

責任はだれに?

意識と無意識、理性と感情は、真逆のものに捉えがちですが、アドラーは
人がそれらをバランス取っていると考えました。ダメだとわかっていながらもしてしまうことなどもこれが関係していきます。
例えば、いけないとわかりつつ、喧嘩をしてしまったり、悪いことだ、やめようと思いながらも煙草を吸ってしまうことがあります。
しかし、それは体が勝手に行ってしまったものでもなく、自分では止めようと思っても別の部分の自分がしたことになります。
つまり、気が付いていたら○○をしていたとしても自分の中に責任があることになります。
いけないと思いながらも行ってしまうのは、やめられない、ではなく、やめたくないのです。

悩みはどこにある?

生活をしている上で、多くの方が様々な不安や悩みを抱いています。
その中で、人からどう見られているか、なんで自分は○○なんだ、とモヤモヤすることもあるでしょう。
そこで、アドラーの唱える心理学では、課題の分離を行います。
これは、自分の課題と相手の課題を分離することにあります。
例えば人からどう思われているかという悩み、ここに関しては、周りの人がどう思っているのか、というのはあなたが考えることではない、考えても意味がない事です。
つまり、相手の課題に分類されます。
自分の課題としては、周りの人に自分と会っている時は楽しんでもらうにはどうすればいいか考える、などとなります。
相手がどう感じるかは相手の問題です。
相手がどう、というよりは、自分が思う自分の課題を解決していくことで、自分の枠を超えていくことも出来ます。

その感覚はあなただけのもの

人それぞれ、居心地のいい場所や好きなものは変わっていきます。
そのように、人とは基本、客観的に見ているようでも主観的に、自分の都合のいいように物事を受け取ってしまいます。自分の良いと思っているものが全ての人に良いとは限りません。
人は、同じ世界にいながらも、違うものをみているのです。

有名な著書

アドラー自身の著書

・人生の意味の心理学 上巻、下巻
出版社:アルテ
翻訳:岸見一郎
Amazon価格:(上巻下巻共に)¥1,944

・個人心理学講義―生きることの科学
出版社:アルテ
翻訳:岸見一郎
Amazon価格:¥1,944

アドラーについて解説した著書

・人生が大きく変わる アドラー心理学入門
出版社:かんき出版
著者:岩井俊憲
Amazon価格:¥1,512

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