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社会的アイデンティティ~集団の中の自分~

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人は何かしらの集団に所属しています。

学校、会社、スポーツチームなど様々な集団が社会には存在します。

そして私達は、自分がその集団の一員であるということを強く意識しています。

「うちの大学が」だとか、「自分の会社が」などと言うなど、所属している団体のことを自分の一部として認識していると受け取ることができる言葉は、誰もが使います。
社会的アイデンティティ

自分がある集団に所属しているという感覚を社会的アイデンティティと言います。

学校、職場、地域、国など、世の中には多くの集団があり、人はそれぞれの集団に属しています。

例えば日本という国の中にいて、○○県にいて、○○高校にいてといった具合です。

よって人は普通、複数の社会的アイデンティティを獲得しています。

日本人である自分もいれば○○県民の自分もいて、○○高校の高校生としての自分もいます。

人は集団に所属するとその集団のルールを守ろうとします。

また、その集団が立派なものになると、まるで自分個人も立派になったかのように感じる傾向があります。

他には、自分が所属する集団は何かと意識した時、同時に、他の集団は自分と関係ない、まさに他の集団なのであると認識するようになります。

自分が所属する集団と、そうでない集団を区別ようになるわけです。

人は自分の集団をひいきする

人は自分の所属する集団をひいきする傾向にあることが知られています。

集団は社会の中の自分の一部です。

人間、誰しも自分のことをひいきするものです。

当たり前です、自分がかわいいに決まっています。

集団が「自分」というものを構成するもののうちの一つであると考えるなら、自分が所属する集団をひいきするのも自然な心理のように見えますよね。

また、心理学の実験では、その集団に特に深い意味がなく、利益がなかったとしても、自分が配属された集団をひいきするといった結果が得られています。

他人の目が気になるからとか、迷惑になるとか、その他駆け引きなど関係なく、自分が所属している、ただそれだけの理由で自分がいる集団のための行動をしようとするのです。

利益や対人関係があるのならともかく、そういったものもないのにも関わらず、ただ所属しているだけでひいきするなんて、おもしろいですね。

人にとって、自分が所属している集団がいかに大切であるかということがよくわかる実験結果であると言えるでしょう。

まとめ

人は社会の中で何かしらの集団に所属しています。

自分の集団であるという意識を社会的アイデンティティと言います。

また、人は自分の集団をひいきする心理があります。

あなたはどんな集団に所属していますか?

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