19Mar

皆さんは家族と聞くと誰をイメージしますか。
両親、兄弟、姉妹、祖父母などなど人によってイメージは様々でしょう。
家族と聞くと、まずは誰しも血の繋がった人間をイメージします。
ところが世の中には様々な家族があり、血が繋がっていない関係もあるでしょう。
中には、ペットを大事な家族であると考える人もいると思います。
今回はそんなペットと家族のお話です。
そもそも家族はいつから始まった?
このような話があります。
数十年前に、300万年前のヒト科の化石が見つかったのですが、この化石は同じ場所に性別年齢ばらばらの13人のものだったそうです。
このことから年齢の異なる人間が同じ場所で生活していたと推測し、これが最初の家族であると考えているらしいのです。
人類はそんなに昔から集団で生活して生きていたわけですね。
そうやって家族から家族へと命をつないで進化してきた人類ですが、家族というテーマでおもしろい調査結果が出ているのでご紹介します。
夫婦よりもペットが家族
ある心理学の研究で、夫婦や親子、ペットなどについて家族であると思うか聞く調査が行われました。
もちろんただ親子は家族かと聞いても仕方がないので、結婚以来ずっと別居している夫婦だとか、同居はしているがそれぞれが別生計で暮らしている未婚の子供とその親といった、ある種の条件がついた親子や夫婦のことを家族だと思うか質問したわけです。
そこで、愛情込めて育てているペットの方が、別居している夫婦や同居はしているが愛情がない夫婦、仲が悪く別居している親子などよりも、家族であると見なしているという結果が出ました。
仲が悪くても親子や夫婦なら家族は家族だと思う人が多い気がしますが、この調査結果から、実は愛情のない夫婦や子供よりもペットの方が大切な家族であると思われていると考えることができます。
長い間ペットを飼った経験があるかないかで、この話に共感できるかどうか影響してきそうですね。
また、この調査では、夫婦の方が親子よりも家族であると思うという数値が少ないパターンが多かったです。
関係が悪化した場合、配偶者よりも子供の方を大切にしがちなようです。
熟年離婚が多いというのも、このあたりが関係しているのかもしれません。
まとめ
現代は様々な家族の形があります。
現在はペットを大切な家族であると考える人が多いようです。
あなたはどう思いますか。
また、ご紹介した調査にあったような、関係が悪化したり別居したりしている配偶者や子供は家族と言えるのでしょうか。
これを機会に家族って何だろうと考えてみるのも、おもしろいかもしれませんよ。