心理学の種類・心理学者・日常で役立つ心理学と心理テストを紹介します。

menu

メンタル心理.net

人間の心の状態と症状

心理アニメ

現代社会がもたらす人間への影響は、時代の進化と共に大きくなっています。特に、精神的な負担がもたらす症状は人間に大きな影響を与えます。そこで、心の状態と症状についてご紹介します。

1. 「うつ病」

現代病の1つとされている「うつ病」。20人に1人が「うつ」にかかっているとされています。まじめで責任感の強い、几帳面、仕事熱心な人がなりやすい傾向があると言われています。理由として、ストレスの多い環境や急な生活環境の変化などに対応できず病気になるとされるからです。

うつ病の症状として、夜中に何度も目が覚めてしまう睡眠障害、体がだるい、食欲低下などの身体症状、気分が憂鬱、悲しいなどの気分・感情の障害、動作が鈍くなる行動障害、その他にも悲観的になる、自分を責める、ダメな人間だと考えてしまうなどの要因が存在します。

うつ病は、脳内の神経遺伝物質の働きが悪くなることで起こる疾患です。気持ちの持ち方や精神論で治るものではありません。的確な服薬などが必要です。

2. 強迫性障害

嫌な思考、心的イメージ、言葉など何度も繰り返してしまい意識にのぼってしまいます。それらを認めながらも気にしないようにすることで強い不安や嫌な思いを伴う状態に陥ります。このような繰り返しの意識にのぼる観念を強迫観念と言います。それらを払拭するために儀式的な行為である強迫行為をします。例をあげると、暇さえあれば手を洗う、鍵をかけたかどうか何回も確かめる、本をアイウエオ順に並べる。ある物がないとき、きっちり治してしまう、などのような行為です。不安感は軽減されるかもしれませんが、このような行為自体が苦痛になってしまいます。

いずれにしても本人が自覚している時点で精神病とは区別されます。アメリカでは、人口の2%に見られるとされており生活に支障をきたさない場合は、珍しくありません。

3. 心的外傷後ストレス障害

傷害や虐待、例ぷや交通事故の被害者、殺人者の遺族、自然災害の被災者などの体験が原因となり現れる精神的後遺症です。

天災や交通事故、レイプや児童虐待など自らの処理能力を超えるような強烈な体験をした場合、心はそれらの体験から自らを守るために嫌な記憶を冷凍してしまう機能を持ちます。しかし、なんらかの理由で忘れ去られた記憶は時間の経過とともに変化することなく心の中に戻ってきます。症状として、激しい恐怖感、無力感、悪夢、再体験、うつ状態、睡眠傷害、集中困難、警戒心、生理反応などが挙げられます。

治療法としてグループ心理療法が挙げられます。同じ事件の被害者、同じ境遇の経験者がグループになりそれらの体験を語り合います。自分の症状を客観的に見ることができるように訓練します。

関連記事