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人の気分は環境で左右されてしまう!

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人の気分は環境で左右されることをご存知でしょうか。

まず単純に40度を超えるような暑い気温だと、気分は不愉快になり、体はだるく、気持ちも明るくハッピーにとはいかないでしょう。

これは自分の経験からも、予測されます。

ところが、今の生活が幸せかどうかについての回答、さらには他人への評価さえも環境によって左右されると聞いたらびっくりしませんか。

今回はそんな気分、評価と環境の関係についてのお話です。
天気がいいと気分もハッピーに感じる?

以下のような心理学の実験があります。

ある心理学者が電話で今の生活に満足しているか、幸せか質問しました。

すると、晴れている地域の方が、雨が降っている地域よりも今の生活への満足度や幸せだと思う気持ちが高かったのです。

晴れの地域の人は天気が良いことで気分が良くなり、生活を振り返った時に悪くないなと感じてしまったわけです。

逆に雨の地域の人は雨が降っていることで気持ちがなんとなくどんよりとして、生活を振り返った時に悪いことばかりに目がいき、あまり満足していないと考えてしまったのでした。

このように、人はその時の環境が良いか悪いかで、普段の生活も良いか悪いかの評価を変えてしまう傾向があります。

快適な環境にいると他人の長所が目に付く

また、他には次のような実験もありました。

参加者を快適にすごせる部屋と、室温を暑くして不快に感じる部屋へと分けて入れます。

次に、ある人物の特徴を見せます。

この人物の特徴は長所、短所両方記載されています。

そして、参加者にこの人物についてどう思うか質問しました。

実験の結果、快適な部屋にいた人は人物の長所を、不快な部屋にいた人は短所を見る傾向にあるということがわかりました。

つまり、人は、その場での環境で、人物への評価も偏らせてしまうわけです。

人はその時の気分によって、注目する内容が変わるんです。

印象を良くするには快適な環境を

これらの実験は対人関係にも応用できます。

あなたが仲良くしたい人がいた時、その人と話をするには、暑い外よりも、快適な環境に誘った方がいいでしょう。

快適な環境にいると、相手はあなたの長所に目がいきがちです。

不快な環境だとイライラしてしまい、あなたが少しでも失敗をすると余計に相手をイライラさせる結果につながるでしょう。

また、これは自分にも適用できます。

もしもあなたが人の短所にばかり目がいきイライラすることが多いと感じていたなら、自分の環境が悪いのではないかと考えてみてください。

部屋が乱雑であるとか、気温や湿度が異常であるとか何かしらの原因があるかもしれません。

気分転換に部屋の掃除をして、快適な環境を作ることで他人に対するあなたの態度も変わるかもしれませんね。

人はささいなことで影響されます。

人と人との関わりでも、視野を広げて環境に注目してみましょう。

そうすることで変わるものもあることでしょう。

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