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誰しも明日は我が身~近しい人が心の風邪をひいた時

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ある日突然、朝になっても家族が起きてこない、やっと起きてきたと思ったら今度は眠れない、そして食べられずに痩せて目はうつろ・・・。最初は色々と気遣いますが、何をやっても改善されず、今度はこちらもイライラして落ち着かなくなる・・・。

いわゆる風邪なら、熱が下がって咳などの症状が緩和されればいつもの生活ですし、骨折でも骨がつながってギプスが取れれば日常に戻れますが、心の風邪は治療の効果と進捗が非常に見えにくいです。

ゴールが見えると人は対処できますが、どうなるかわからない状況で原因も不明とくれば、なかなか心を保つのは難しいものがあります。

そこで、今回は、家族がうつ病にかかった時にどのように対応すればよいかについて、お話しします。

うつ病かな?と思ったら

うつ病にかかる時、本格的に睡眠障害や摂食障害が出る前に、普段とは違う症状が出る場合があります。

元気がなくなったり、口数が減る、趣味の話をしなくなるなど、あれ?と思うような症状に気づいたら、まずは話をきいてあげましょう。ただし、無理に話をさせたり、途中で説教になる事が無いように注意する必要があります。

そして、体の病気と同じように、心の病も早期治療が有効です。その際「うつ病」と直接的に言わず、「元気がないのが心配だから」という感じで、それとなく病院を促しましょう。

心が弱っていると、集中力や判断力が著しく低下します。そして、病気を認めたくない心理が働く為、受診には家族が付き添う事をお勧めします。

家族が気を付ける事

うつ病になる事も、家族が発症する事も、初めての事ですので、慌てるのは当たり前です。発症しないに越したことはありませんが、もしそうなった時、どのような事に注意すべきかについてお話しします。

原因追及をしない>>自分たちに非があったのか気になるとは思いますが、原因は複雑で特定でいないことがほとんどです。又原因がわかっても症状は改善しません。今できることに力を注ぎましょう。

励まさない>>励ましてもらっているのに何もできない自分を責めてしまう心の状況ですので、励ますのはやめておきます。ただし、良くなるために努力している姿勢は褒めてあげて下さい。

特別な事はしない>>少しの事で疲れやすい状況であり、気遣いに対するふがいない自分に自責の念を抱くことが多く、逆効果ですので普段通りの対応を心がけます。

決断は先延ばしにする>>うつ状態では、判断力が鈍るため、仕事をどうするかなど、大きな決断を迫られると辛くなります。少し落ち着いてからにしましょう。

最後に

うつ病の発症は誰のせいでもなく、もちろん怠けているわけでもありません。れっきとした病気であり、治療すれば必ず良くなります。その事を本人も家族も理解したうえで、精神科や心療内科へ通院し、きちんと薬を飲むよう促しましょう。

又、家族にとっては、長い戦いになるかもしれませんが、必ず良くなると信じて、長い目で接しましょう。

そしてうつ病になると、その事実を受け入れられず、通院を拒むことが多いようですが、この記事を読んだあなたが発症した場合は、病気を認識し、家族に進められたら拒まず通院できますよね。

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