21Mar

誰しもが経験する、甘くてほろ苦い「人を好きになる」という感情。「好きな人に会えるから毎日が幸せ」と感じる時もあれば「好きにならなければ良かった」と心をかき乱されるぐらい辛く感じたり・・・。そんな両面性を持つ不思議な恋愛感情とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。
又、”好き”という感情は、対象が友人であれば「友情」となりますが、これは恋愛とは何が違うのか、恋愛にはどのようなタイプがあるのか、「恋愛」の基本のキをお話していきたいと思います。
恋愛と友情はどう違う?
人を好きになるのは、友情も恋愛も同じですが、どこが違うのでしょうか。
まず大きな違いは、友人と一緒いて「楽しい」と思うことはありますが、胸がドキドキして胸が苦しくなることはないでしょう。この心理学用語でいう”情動性”が現れるのが恋愛の特徴です。これがいわゆる甘酸っぱさですよね。
このように、恋愛と友情の違いは、ズバリ、相手を思う感情がポジティブだけなのか、ネガティブを伴うのかという違いです。
友情は、相手を思って「仲良くなりたい」「力になりたい」など、自分発信のプラスの感情のみが働きます。それに比べ恋愛感情には「二人きりでいたい」「私だけを好きになって欲しい」といった、心理学用語で言うところの、”依存心””執着心”といったマイナスの感情がついてきます。恋愛が苦しいのは、そのようなネガティブな感情と隣り合わせだからです。
「好き」に含まれる4つの感情
人は、どんな時に人を好きになるか、改めて考えたことはありますか?「なんとなく」「いつの間にか」好きになってた!と思っていても、実は恋愛に陥るパターンにすっぽりはまっているかもしれません。これからどんどん恋愛をしていきたい方必見、旦那様との出会いを想像してどれに当てはまったのか改めて思いを馳せるもよし!恋愛に陥る条件をご紹介します。
①性感情
あたり前の事ですが、性的行為を拒みたくなる相手と恋愛になるわけがありません。
②なりたい自分像に近い
「なりたい自分」の理想像に近い人にリアルに出会った時、恋愛に陥ります。
③素直に共感できる
思考のせめぎあいや、損得勘定なく、相手の考えや行動を許容し、一緒に行動できる相手を好きになります。
④自分をさらけ出せる
自分を肯定し、そんな自分を気負いなくさらけ出せる(相手が自分を認めてくれる自信のある)相手には恋愛感情を抱きやすくなります。
最後に
心理学において、恋愛とは相手を尊重し、自分のありのままを認めてもらえる関係が理想的であるとされ・・・これってどちらかと「友情」+「性的欲求」って感じですよね。
ネガティブな部分が増長して、「自分が○○されたい、したい」が優先されてしますと、ハッピーな恋愛にはなりそうにないですので、相手の幸せを願う、シンプルかつ暖かい恋愛を目指しましょうね。