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恋愛における男女の心理学と社会問題引きこもりの心理

みんなが、気持ちを包み隠さず表現すれば、恋愛においてこんなに悩むことはないはずなのですが、そうはいかないのが恋愛心理というものです。

女性にかっこいいところを見せるべく、包容力を見せる為の建て前を持つ男性の本音。一方、YESとNOが逆転して発せられる建て前に隠された女性の本音。それぞれの建て前に翻弄され、悩んだ経験を持つ人も少なくないでしょう。本当は何を言いたいのか、どうしてほしいのか、心の奥の本音を理解すれば、悩んで傷つかずに、恋愛成就することができますよね。

今回は、恋愛における、男女の本音と建前について考えてみたいと思います。

男性の本音の心理学

大雑把な言い方をしてしまうと、男性は本能的に、子孫を残す事と、獲物を捕らえる事が大きな役割です。

その本能を現代に置き換えると、極端ではありますが、あらゆる手段を使って女性を振り向かせ、最終的に性交渉に至った段階で、捕獲成功という解釈となり、それを機に女性への興味は薄れていくと考えるのが自然です。

女性を手に入れるまでは、狩りの最中ですので、熱い言葉も言えば、高価なプレゼント攻撃で、あらゆる手段をつくしますが、それも最初だけという事になります。

そう考えると、メールの返事がない、記念日も覚えてない、女性の話も面倒くさそうに聞く・・・そんな態度もある意味うなずけます。

唯一獲物を手に入れた後に気になるのは、誰かに取られないか、目立つ格好で他の男性の目を引かないか、これが「嫉妬」や「征服欲」となって表れますが、あくまでこれは愛情というより手元に置いておきたい、が”本音”といったところでしょうか。

女性の建て前の心理学

では、女性の建て前と本音はどうでしょうか。

「今度食事に連れて行って下さいよ~」なんて言われたから誘ったら断られてショックを受けた経験、男性には多いかもしれません。

よほど心を許した男性や家族以外には、女性の言葉は建て前と社交辞令でできているといっても過言ではありません。「この二人は親友かな」とはたから見える女性同士でさえ、会話は建て前だらけという事もよくあります。

ではなぜ、女性は本音を話さないのか。

それは、その相手に対し、本音を話せるほど信用していないという事です。ではどのようにして本音を知るのか・・・。それは、言葉は建て前でも、行動は気持ちに忠実に現れます。「また誘ってくださいね」と言われて誘って断られたなら、それはすなわち「お断り」なのです。

女性は、本能的に有能な子孫を産み育てる使命を負っています。そのため相手選びは慎重に進めなければならず、かなり本能的直感的に相手を選びます。しかし本能で出した結果を全部本音で言ってしまうと、相手を傷つけることも多いため、ふわっと柔らかく答える力が身についたと考えるのがやはり妥当と言えます。
最後に

女性は男性に対して、お付き合いし始めたら彼が冷たくなった(私の事好きじゃないの?)と悩み、男性は、早く自分のものにしたいから女性の言うとおりにしたけど、なかなか誘いに応じてもらえず、自信喪失したりと、恋愛に悩みはつきません。

しかしそんな思いも、男女の本音と建前の関係を知れば、ある意味納得できますよね。

今や社会問題となっている引きこもり。「こんなに毎日楽しいから自分には関係ナシ!」と、いわば他人事と侮るなかれ、わざわざ言わないけど身近にいる場合もあれば、はたまた自分がいつかそうなるかもしれません。

「引きこもり」という言葉は知っているけど、詳しいことは知らない、という人ほど、人を揶揄するときに使ったり、人を無意識に傷つけてしまう事もあります。実際にどのような現象で、どのような心理が働くかを知っていれば、いざと言う時に対処できます。

今回は、この「引きこもり」について、考えていきます。

引きこもりについて

2011年のデータで、内閣府調査によると、一歩も部屋や家から出られない重症の場合から、人間関係への恐怖などから、遊びはできるが仕事には参加できないという場合まで、すべてを含めると、70万人程に上ります。

又、頑張って社会生活は送っているが、何かつらいことがあった場合など、何かのきっかけで家にこもりがちな「引きこもり新和軍(予備群)」を含めると、155万人にも上るとされており、調査時から考えるとさらに増加している考えられます。

一般的な「引きこもり」と言われる症状には、種類としては、精神疾患を伴う「病理圏の引きこもり」と心理的問題で社会生活に参加できない「社会的引きこもり」があります。

引きこもりになりやすいパターン

前項でお話しした「社会的ひきこもり」が、私たちが発症するかもしれない身近な症状と言えます。

では、そうなりやすい心理・行動パターンとはどのようなものでしょうか。

①過去の挫折やトラウマ(不登校)などの影響が今もある

②あまり外出しない

③社会生活(会社・学校)に参加できない

④対人恐怖がある

⑤生活のリズムが乱れやすい(夜型)

⑥幼稚でわがままな行動が多い

⑦両親との関係が、依存しているが故にうまくいっているか、険悪かのどちらかである

⑧精神的に不安感や、抗うつ感、無意味感などに襲われている事が多い

⑨自分がうまくいっていない事を両親のせいだと思っている(家庭内暴力に発展する可能性もあり)

引きこもりの心理

なぜ引きこもるのか・・・。引きこもるとはすなわち、人前に出ないという事になりますが、なぜ人前に出たくないのかを考えたとき、そこには「隠さなければならない」何かがあるからだと推測されます。

人に会っていてもたいがいの事は黙っていれば隠せますが、「心」、特に「怒り」は、一番強い気持ちの表れであり、隠すのが難しい感情です。これを無意識に隠そうとする時、人を避ける傾向にあると言われています。

そして引きこもりが強い場合、その行為そのものが感情表現であると捕らえられ、「怒っている」という事を伝えたい強いメッセージとして引きこもるという行動に出ていると考えられます。
最後に

もし身近に、引きこもり状態にある人がいたら、無理に外に出そうとするのは逆効果であり、根本解決にはなりません。

「怒り」の感情とはそもそも「何かをしてほしいのに叶えられない」事が発端である事が多いため、その人が何を求めているかを考えることが最優先です。

少しづつ凝り固まった感情をほぐすのには、長期的な愛情が必要です。安易に解決方法を語る事はできませんが、現状が膠着している方や、今後の参考になれば幸いです。

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