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嫌われる勇気の持ち方~アドラーの心理学

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ここ最近、書店のビジネス書コーナーに行くと、”アドラー心理学「嫌われる勇気」”という本をよく見かけます。それだけ、多くの人が「嫌われたくない」という思いを断ち切りたいと考えているのでしょう。

かくゆう私もその一人で、事実はどうあれ、ダメだと言われているものには盲目的に信じる癖があり、そのような既成ルールに縛られて右往左往することなく、嫌われるリスクも感じさせずに、自分の中の基準に従って判断できる人を見ると、憧れの眼差しで見てしまいます。

でも、人に好かれたい、嫌われたくないという思いから、解放されるのはなかなか難しいですよね。

冒頭で紹介した心理学者アドラーは、「周りへの解釈を変えるだけで、自分を変えられる」と説いており、実際にどのようにモノの見方を変えれば良いかを教えてくれています。

その内容を簡単にご紹介します。

アドラー心理学の5原則

①すべての悩みは対人関係から発生する

個人の中だけで完結する悩みは存在しない、すなわち他者への見方を変えれば悩みはなくなります。

②正しい劣等感、間違った劣等感

目指す自分に足りない部分があるという解釈が正しい劣等感、他者と比較して自分は劣っていると認識するのが間違った劣等感です。さらに、間違った劣等感を理由に努力を怠る事を「コンプレックス」と呼びます。

他者と比較する癖を失くせば、コンプレックスを抱くことはなくなります。

③他者は仲間だと認識する

他者と比較して優劣をつけるという事は、そこに勝敗が生まれる競争相手という事になります。他者を仲間だと思えば競争する必要がなくなり、比較もしなくて済みます。

④真の自由=承認欲求からの解放

他者から評価されたいという欲求を「承認欲求」と言います。

アドラーは、「課題の分離」という考え方を提唱しており、他者の評価はあくまで”他者の課題”であり、努力しても自分ではどうにもならない、自分でどうにかできるのは自分の評価である”自分の課題”だけであると説いています。

そこを認識し、”自分の課題”にだけ真摯に取り組めば、オリジナルの能力が発揮され、その結果他者から評価され始めるという良い流れが生まれます。

⑤嫌われる勇気こそ人に好かれるでは

他者に承認を求めるから嫌われることが怖くなるため、単純のそれを辞めればいいのでは?と思ってしまいます。

しかし「承認欲求」は人間の本能で、避けては通れない為に事態は厄介です。ではどうすれば良いか・・・。

他者貢献(他人の為になる事)をすることで、他人から認められれば、本能も満たされます。(これを「共同体感覚」と呼びます)
最後に

「人に好かれたい・・・」という欲求は、人の考えに沿って生きる事を指します。人の考えに照準を合わせると、自分の中で起こる欲求を否定し続けねばならず、「私の人生はいったい誰のモノなんだ」という事になります。

しかし、本当に人に好かれるには、オリジナリティを発揮する事で他者の評価を得る事、要は逆だったというわけです。

せっかくの自分の人生、自分の思うように生きなきゃもったいないですよね。

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