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内弁慶外地蔵な人の心を覗いてみる

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家の中では笑顔や声を出して笑ったところを見た事が無いのに、玄関から一歩外に出ると、全くイメージや周囲の評価が変わる人がいます。その状況を表したことわざが「内弁慶外地蔵」です。

「お宅のご主人、いつもニコニコしていておとなしくて羨ましいわ」なんてご近所の奥様から羨望の眼差しで見られていても、実際家に帰ればほとんど何に怒っているのか、仏頂面という極端な場合も少なくありません。

本来、素の自分をさらけ出せる家で翌日の英気を養い、一歩外に出たら戦闘態勢に入れるという環境が、理想的「家」だと言えるのですが、その逆で、家ではムスッと外ではニコっとの心の中は、どのようになっているのでしょうか。

外面が良い人の成り立ち

外面が良いのに、家では家族に平気で悪態をつくような、内外豹変型の人はどのようにして生まれるのでしょうか。

その場合の多くは、親との関わり方に関係していると言われています。

小さい時から、親が子供の主張を否定し続けて育てられた子供は、やがて自分の意志は親が決めるものだと、意思表示を諦めてしまいます。

やがて大人になると、自分が親にされてきたように、身内は自分のいう事を必ず聞くものだという考えが植え込まれているため、パートナーや子供に恣意的な態度をとるようになります。

一方外では、身内ではないので、自分のいう事を聞いてくれるわけはなく、「嫌われたらどうしよう」という気持ちが働き、遠慮がちでサービス精神旺盛な「いい人」になり、見捨てられないようにふるまいます。

内弁慶の最悪な形

家では仏頂面で相手かまわず悪態をついている人が、外でお地蔵様のように微笑んで穏やかに過ごしているのですから、もちろんストレスがたまります。

ではそのストレスがどこで発散されるかというと、やはり家の中になりますよね。そのストレスが大きければ大きいほど、家での爆発も大きくなり、その最悪な出方が「暴力」です。

”DV”(ドメスティックバイオレンス)で夫が妻に暴力をふるったというようなニュースが時折出ますが、ご近所さんへのインタビューでは「仲の良い家族に見えました」や「そんなことをするご主人に見えませんでした」といった答えがほとんどですよね。

DVの元は「我慢の爆発」であり、その抑圧した我慢を相殺するように暴力を振るうようになります。

自分の評価を良く見せようとする為か、必要以上に褒めたり媚びたりする行為が見えたときは、DV予備軍である可能性があるため、パートナーとして選ぶには、よくよく注意が必要です。

最後に

いかがでしたか?

家族間の問題の多くは、育ってきた家庭環境に由来することが多く、親の影響力が親自身が思っている以上に大きいこと、小さい時に満たされなかった欲求は、自然に昇華されることはなく、粛々と大きくなり、いつか爆発するという事を改めて感じます。

子供も一つの人間であり、人格を持っているという事を忘れずに接する必要があると再認識させられます。

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