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なんでわかるの?占い師に説得力がある理由

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あの人は私に振り向いてくれるか、将来は結婚しているか、幸せに過ごせているか、お金には困っていないか・・・。明日の事ですら誰にも分らないはずなのに、なぜか占ってもらうと、「なぜ私の事、そんなにわかっているの?」と驚き、本当に未来が見えるのかなどと、不思議に感じてしまいます。

本当のところそういった未来の見える人が、実際に存在するかどうかは不明ですが、少なくとも、そのような特殊能力が無くても、心理学を熟知していて、「未来が見える風」の占い師は存在します。

では、彼ら占い師は、どのような手法を使って、未来が見える風に感じさせることができるのか、探っていきます。

バーナム効果

何の悩みや不安も無い人が、占いにわざわざやってくるとは考えにくいですが、「あなたは今、気持ちがスッキリせずに、悩んでいますね」というと、「なんでわかるの?」となります。

このように、誰にでも当てはまるような曖昧な質問をすることを「バーナム効果」と言います。人によって尺度の変わるような(前例でいうと”スッキリ”などの)曖昧な言葉を入れることで、人は自分を中心に考えるので、「自分の事を当てられている」と勘違いします。

コールドリーディング

全く相手の情報を持っていない状況から、相手の情報を聞き出すために、相手の外観などをよく見て質問していくことで、直接的な質問をしなくても、相手の状況や情報聞き出す話法を、「コールドリーディング」言います。

さらには、「技術が未熟なので、私のいう事に不足があれば、助言してください」などと、占いに来た本人に協力させることで、バーナム効果とコールドリーディングを組み合わせて問いかけ、不足している事柄に相談者本人が肉付けする事で、情報がある程度わかってきます。

プライミング効果

質問する側に優位な回答をさせる為、その回答を連想させる質問を際に投げかけておく話法を、「プライミング効果」と言います。回答に近いモノを連想させて、他の質問への回答も、連想させたものが回答になるように先に餌を撒いておき、「当たった」雰囲気を作り出します。

刷り込み効果

何度も同じことを繰り返し、最後に「無意識下ではそう思っています」というと、本当に自分は思っているかもしれない、といった心理を作りだします。

この技法は、相談者に色々質問をして、情報を引き出し、言い当てる、という一連の流れの繰り返しで、相談者が信頼しきっている状態で使う事で、より効果的です。

最後に

占いは、”ミステリアスを多く含んだカウンセリング”と言っても過言ではないほど、心理学を多用している事がわかりますね。それもちょっとお芝居をして、言い当てた”てい”をなさなければなりません。しかしながら、自分が前に進みたいと決心して、その背中を押してほしい時には、有用に使えば、自分にプラスに働く事もあるかもしれません。

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