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しぐさからわかる心理学とステレオタイプの心理の意味

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人には無意識のうちにとってしまう行動やしぐさがあります。無意識にとってしまう行動やしぐさが習慣化すると、くせになっていきます。このしぐさやくせには、どういった意味が隠されているのでしょうか。しぐさやくせから相手の感情や状況を読み取ることができれば、コミュニケーションもより円滑に進んでいくと考えられますから、じっくりと以下にみていきましょう。

髪の毛を触る

一般的に髪の毛を触るというしぐさをしているとき、人は不安な気持ちが強くなっていると言われています。ちょっと緊張していたりするときに、気持ちをやわらげて落ち着くためにしている行動と考えられます。

唇を触る、なめる

唇を触ったりなめたりして、唇に刺激を与えているようなしぐさをしているとき、人は緊張が強くなっていると考えられます。人は赤ちゃんだったときに、おっぱいを飲んで授乳をされることで安心感を感じていました。その名残であるともいえ、唇に伝わる刺激は人を安心させ、落ち着かせる要素をもっていると考えられます。

首をかしげる

首をかしげるしぐさはよくみかけるしぐさの一つです。何か疑問があるときに首をかしげることがあるかと思いますが、そういった状況ではないのに首をかしげている場合、それは相手に対して媚びているものと考えられます。相手に対して甘えて、よい反応を引き出そうとしているのかもしれません。

爪を噛む

爪を噛むのは不安や恐れといった感情が強くなっているときにでやすいといわれています。また、神経質な性格傾向をもっている人の中には爪を噛むといった動作がくせになってしまっている人も多いようです。

口元を隠す

たしなみの1つとして口元を隠すしぐさをする人がいますが、それ以外に口元を隠して喋る人がいます。そういった人の中には対人恐怖の傾向を持っていて、人とのコミュニケーションが苦手な人がいるようです。また、人間の歯は攻撃性の象徴であるといわれています。そのため、口元を隠して歯をみせないでいるとも考えられ、抱いている敵意を隠そうとしている状況であるともいえます。

腕を組む

腕をからだの前で組んでいるしぐさをしているとき、人は自分を守っていると考えられます。自分を大きくみせたり、周りからの攻撃などから身を守っているポーズであると考えられるからです。相手からの攻撃を恐れて、自分を守っている状況であるといえるでしょう。

貧乏ゆすりをする

貧乏ゆすりをしている人はイライラしている人が多いようです。タッピングなど同じようなしぐさを連続的に行うことで人は落ち着くという研究結果があります。そのため、この貧乏ゆすりもイライラを抑えようとしているしぐさであえるといえるのです。

眉を動かす

一般的に人の感情は眉にもでてくるものです。眉を頻繁に動かす人は感情豊かな性格の人であるといえるでしょう。オーバーリアクションをとって相手とのコミュニケーションを円滑に進めようとしている結果であるともいえます。

上目づかいをする

女性が男性に甘える際にするイメージがありますが、上目づかいをするということは、相手に対してへりくだっている状況であるといえます。自分に対して優しく対応してもらいたいという気持ちの表れでしょう。

そのほかにもたくさんあるしぐさ

いろいろな種類のしぐさがありますから、そこにあらわれてくる意味も多種多様です。相手のしぐさの意味などを考えながら、相手と関わることでわかってくることも多いでしょう。

ステレオタイプについて

ステレオタイプという言葉をご存知でしょうか。

この言葉は心理学の用語で、性別や職業などカテゴリーに対する一般的に思われている信念、ものの見方を指すものです。

例えば公務員は生真面目だとか、おばあちゃんは優しいだとか型に当てはめてその人を判断するものの見方です。

このステレオタイプ的なものの見方は一般的には悪いこととして使われています。

本質を見ていないという扱いを受けることが多いです。

ではこのステレオタイプというものの見方は全て悪なのでしょうか。
ステレオタイプは情報の処理に便利

ステレオタイプは情報の処理に便利なことがあります。

例えばあなたが車を運転していたとしましょう。

そこで歩道で小さな子供が歩いていたら、もしかしたら飛び出してくるかもと思って警戒することでしょう。

これがスーツ姿の若い男性が歩いていたら逆にそこまで軽快しないのではないでしょうか。

これは子供は元気で何も考えずに飛び出す、スーツ姿の男性は落ち着いた行動をするに違いないという型に当てはめたものの見方から判断したものです。

子供でも落ち着いた行動をする子はいくらでもいますし、スーツをびしっと着こなしていても、変な行動をする人もいるかもしれません。

しかしそういったことを言い出していては注意はできません。

つまり、ステレオタイプ的なものの見方は瞬時の判断がいる場面や細かい検証が必要ではないときにとても便利なのです。

ステレオタイプは偏見なのか

ステレオタイプと似た言葉に偏見というものがあります。

これはステレオタイプのようにものを見ますが、より否定的、攻撃的な印象を抱く場合に用います。

この偏見は差別へとつながり、とても良くないものです。

あの人はこうだからと思考停止してしまい、理解しようという姿勢に欠けるわけです。

人とのコミュニケーションで大切なのは理解しようとする気持ち

ステレオタイプはある場面においては有用なこともあるということは先の項目で述べました。

あえて細かいことを気にしなくてもいい時もあるということですね。

しかし、世間一般のイメージ通り、ステレオタイプ的なものの見方は、悪い一面もあります。

特に、差別、無理解へとつながる偏見は避けるべきことです。

偏見を解消するには理解しようとする気持ちが大切です。

こういうイメージがあるけれどもそれは本当なのだろうかとか、この人たちはこういう行動をするイメージがあるけどなぜそのような行動をするのか、理由があるのかなどと考える気持ちが大切です。

そうやって相手のことを考えて、実際に触れることでそれが偏見なのか真実なのかわかると思います。

相手のことを思う気持ちからコミュニケーションは始まるわけですね。

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