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あなたは従う側?従わせる側?両者がいて成り立つ不思議

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学校や会社、大なり小なり、何らかのコミュニティーに属し、他者とコミュニケーションをとりながら、多くの人が毎日過ごしています。

人が複数集まれば、たいがいは仕切る人と仕切られる人、役割がなんとなくできあがります。その役割配分が適切なら、うまくそのグループはまとまっていきますが、時に誰かのエゴで従わされたり、一方的に誰かが得するようなゆがんだ指示者が出たりと、なかなかうまくいかない経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。中には、このアンバランスな指示者に傷つけられた方もいるかもしれません。

そこで今回は、人を”従わせよう”とする人と、”従おう”とする人、両者がどのようなバランスで存在すれば、コミュニティーはうまくまとまるのかを考えていきたいと思います。
自分のタイプを見極めることが大事

指図されたとき、どのように感じるかは、人によって違います。

例えば、会社で上司から何かを指図されたとき、あなたはどう思いますか?

どんな嫌な上司でも、指示に一切の疑いを持たず、受け入れて淡々と仕事をこなすという人。このタイプは、平穏・安堵を好みます。一方、尊敬できない上司からの指示には「指図するな!」と反発する人。このタイプは人の前に立って、アグレッシブに行動したいと考えます。

両者正反対のタイプですが、どちらが正解というわけではありません。しかし気を付けなければならないのが、「指図受け入れ型(平穏・安堵)」と「指図したい側(アグレッシブ)」が、それぞれ適材適所の場所に収まっているかどうかが重要です。

前者が、指図しなければならない側に、はたまた逆になると、自身の範疇を超えて、心が苦しくなってしまい、コミュニティーのバランスも崩れてしまいます。

従わせたい人=上に立つ人ではない

前項で、「指図したい側(アグレッシブ)」が指図することが、適材適所である、というお話をしました。

たいていの会社では、そうなっているはずなのに、なぜいざこざが絶えないのでしょう・・・。それは、多くの人が「指図する人=上に立つ人=偉い人」という勘違いをしているからです。

「偉そうにしたい=周囲を下げる=(結果的に)上に立っている」では、本当の意味で「上に立っている」ことにはなりません。できる上司ほど、部下を下から支えます。そうすることで、部下は尊敬と信頼を以て、上司を引っ張り上げてくれます。それで本当の意味での上に立つ上司になります。

従う側の人も、見下されて偉そうにされてまで、仕事の効率を上げようという気持ちにはならず、業績の上がらない会社の出来上がりです。
最後に

人が集まれば、十人十色、様々な考え方の人がいて、誰もが”自分が正しい”と信じ、ともすれば、自分の考え方以外の人を揶揄する場面に、しばしば遭遇します。

もし、あなたの所属するグループに、何らかの違和感があるなら、それは、「従う人」と「従わせる人」が、それぞれ無理せず本来の場所に配置されていなかったり、「従わせる人」が正しいという不文律がまかり通っていないか、一度そんな切り口でグループを眺めてみてくださいね。

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