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「毒親」ってご存知ですか?

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「親の事を”毒”だなんてひどい・・・」と思われた方も多いかもしれません。

しかし、確実に存在し、その「毒親」「毒母」に育てられ、精神的後遺症に苦しめられている大人は意外に多いというのも事実です。健全な親に育てられた人にとっては全く理解できない感覚でしょう。

完全に誰の力も借りず一人で育ってきたなんて子供はおらず、当たり前ですが必ず大人に育てられます。従って、様々な善悪の判断がつく前から、子供の人格は親の影響を大いに受けます。

実際にどのような親が、「毒親」と呼ばれ、又その子供にどのような影響を与えるのか、身の毛もよだつ、ホラーのような「毒親」について、今回はお話しします。

毒親てどんな親

日本の文化において、かつては「絶対的権限を持つ」と定義づけられる親。親がシロと言えばクロもシロだと刻み込まれてきました。いわば、家族という小さいコミュニティの中では神的存在です。そして世に放たれて初めて、親から植え付けられた常識が、一般的なものとかけ離れ、それも大幅に親寄りの身勝手な常識であった事を知る場合があります。

ではこの「毒親」とはいったいどんな親なのかというと、一言でいえば「過干渉」、子供の人生や生活を、自分の気分の赴くまま独占して操る親の事を指すことが大半です。

そこに子供の主体性は認められず、親の価値観から外れたりそむくことは許されません。
毒親に育てられた子供は・・・

毒親に育てられた子供は、自分の判断や意思決定を否定され続けるため、自己肯定間が低く、なんでも自分が悪いと無理に納得する子供に育ってしまいます。そして精神的に未熟なまま成長し、「アダルトチルドレン」ができあがります。

「アダルトチルドレン」は、自分が未成熟であるため、親になると身近な相手(子供や家族)に感情をぶつけたり、自分以外の価値観や常識を認められず、「親のいう事が聞けないのか!」・・・と、お分かりのように、毒親となってしまい、悪循環を繰り返します。

そして、子供は、親に従順であり大好きであるという事が、事態をややこしくします。

親のいう事が間違っているわけがないと思って成長し、頭に「もしかしたら自分の親は間違っているかも」とよぎったとしても、それを少しでも親に抵抗して言おうものなら否定される為、結局「自分が悪かったんだ」という形で納得せざる得ない状況になります。

又、親の教えは、子供が小さければそれだけダイレクトに植え付けられるため、教えの内容によっては、極端に言えば、マインドコントロールのような状況にならないとも限りません。

最後に

毒親からアダルトチルドレンが生まれ、また毒親になり・・・この悪循環を断ち切る事はできるのでしょうか。

もし自分の親が毒親であると感じている、もしくは自分がアダルトチルドレンと思われる、又親からの呪縛に苦しんでいる方がいたら、その思いを「自分が悪い」と封じ込めるのをやめて、まず気持ちを認めてあげるところから始めて下さい。それが心を解放する第一歩です。

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