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「愛してる」なんて照れくさいけど、そもそもどんな感情?

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日本人は愛情表現はとても苦手だと言われますが、日本人だって人を好きになります。若いころは「人を好きになって」色々悲喜こもごもがあり、裏切られたり、好きじゃなくなったり、すったもんだがあるのが当たり前で、「空気のような夫婦」像が信じられないとさえ思います。

うっすらと、若いころには「好き」で、長年連れ添えば「愛」に変わるのかなどと考えますが、「愛している」と言い合う両親を持つ人の数は少ないですので、確認できる環境も少なく、確証を得るタイミングがありません。

そこで今回は、日本人にはかつてよりインプットされてこなかった「愛している」という感情と、恋と愛の違いについて考えてみましょう。今恋愛に悩んでいる方にとっては、問題解決の糸口になるかもしれません。

”恋”と”愛”の違いとは?

ひとまとめに「恋愛」という言葉を使いますが、やはりそれぞれ意味合いは異なります。簡単に言うと、中心が自分にあるか相手にあるか、で変わってきます。

例えば、「もっと会いたい」「もっと愛してほしい」と、自分の欲求を満たそうとするが、自分以外の人間を思い通りに動かすのは至難の業です。そうなると「苦しく」なり、自分を愛してくれているか「不安」になります。そして自分の思うようにならないと「裏切られた」と感じ、「嫉妬」にかられます。

このように、人を好きになって苦しいのは、それが「恋」でとどまっているからです。

一方、「愛」という感情は、「二人で一人」ですので、「~してほしい」という欲求はなくなります。相手の幸せは自分の幸せと感じ、安心感に満たされます。そして相手との損得における駆け引きも存在しないため、お互い頼り頼られる関係へと昇華し、最終的には空気のような存在になっていきます。

”嫉妬” ”束縛” そして”愛”

「彼が私と連絡取れないと、浮気しているんじゃないかって嫉妬する。私、すごく愛されてるの」なんて会話を耳にしたことがあります。これは本当に愛されているのでしょうか。

答えは「ノー」です。

自分を愛してほしいのに、それが得られず怒っている状態が”嫉妬”という感情です。つまり、愛で満たされてこそ、人を愛することもできるのですが、この場合は、愛情を欲しているぐらい渇いているので、人を愛する状況になく、すなわち”愛”では無いと定義づけられます。

この”嫉妬”という感情は、”束縛”に発展しやすく、注意が必要です。自分の事を常に感じてくれている=愛情が深い、とは限りません。

本来、相手を手放してこその愛情ですが、相手を近くに置いておくことで欲求を満たそうとすること自体、愛とは異なります。自分への執着と愛情の深さがイコールではないことは、知っておくと苦しい恋に悶絶することはなくなるはずです。
最後に

生涯で、一度も人を好きにならない人はいません。

しかしながら、本当の「愛」を知らずに人生が終わってしまう人は、残念ながらいるかもしれません。

できる事なら、愛に包まれて毎日を過ごしたいものです。

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