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「この厄介な性格、私のせい?」性格は何で決まる?

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性格とは本当に不思議なもので、親戚同士集まれば、「その頑固なところ、死んだおじさんにそっくり!」と言われたり、10年前と比べて自分の性格が変わった気がすると思ってみたり・・・。

はたまた、他者と関わるときも、性格の合う合わないがあり、人間関係にも大きく影響しています。この、毎日の生活の中で、いわば自分の行動指針となる”性格”とはいったいどこから来ているのでしょうか。

当たり前に誰しもが持っている”性格”について、少し考えてみましょう。

性格の心理学的とらえ方

赤ちゃんでも、良く泣く子もいれば、ずっと寝ている子もいます、そんな生まれてすぐに発揮される特徴も”性格”と言えますし、様々な経験を経て年老いてからも、様々な性格のご老人がいます。

このように、一言で言っても対象は多岐にわたる”性格”ですが、これにはどのようなものがあるか、何に影響を受けて決まるのか、生活環境によってどのように左右するかなどを研究するのが、”性格心理学(人格心理学)”という分野です。

性格心理学では、”性格”は以下のように分類され、位置づけられています。

①気質

感情の基盤とされ、乳幼児からも個性が出ることから、生まれ持った体質に関連するとされています。

②性格

気質に、年齢を重ねる際の家庭や学校の環境に左右されてできるとされています。

③人格

気質・性格・知能など、総合的な人間像の事を言います。

性格は変えられる?

前項にて紹介した、周囲の環境なども加味されてできた「性格」。この中にも何から影響を受けているかによってまた性格は変化します。

成長期において一番接する時間の多い両親からは、「性格」にかなりの影響を受けます。なんでも適度なバランスが必要であり、「支配」「服従」「拒否」「保護」が度を過ぎれば、それだけ影響がでます。

社会が作り出し「性格」もあります。例えば、現代社会においては「男は涙を見せない」が通説になっているため、その考え方に影響を受けて泣かない男性が多いですが、江戸時代などは男性は良く泣くものとされ、美しいものを見た時など、泣けない男性は風流ではないと敬遠されました。このように、社会から求められる状態に近づいていく性格もあります。

又、役割によって性格が決まることもあります。子供の時は子供らしい、社会人なら大人らしい、女性が子供を産めば母らしいなど強制されたわけでもないのに、「~らしい性格」になります。

「気質」を変えるのは難しいですが、「性格」に関しては、周囲から与えられる環境に対し、無意識化レベルで性格が寄っていって作られるとも考えられます。両親からの影響は、社会人になって自身で家庭を作れば変わりますし、時代の流れや役割に影響を受けているものも、変えるのは不可能ではありません。

最後に

あなたは「自分の性格を変えたい」と思いますか?「自分の性格が嫌いだから」変えたいですか?

性格は変えられます。

ただし、性格に良い悪いはありません。今の性格が、様々な試練を乗り越えて作られてきた基調な個性としての性格です。「自分の性格が嫌いだから」変えたいなら、「自分の性格を自分で認める」事から始めてみましょう。

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