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女性に多い群れる心理と怒りの心理学

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女性が集まって、食事をしたりお酒を飲んだりする「女子会」という言葉が出てきて久しいですが、そんな言葉が出てくるずっと前から、女性はグループを作ることが大好きです。それに比べ、「男子会」という言葉がないように、男性は単体で動くことがほとんです。なぜ男性とは違い、女性は群れたがるのでしょうか。

今回は”群れる”をテーマに、女性特有の”群れ”から、不特定多数が集まる”群衆”まで、人が集まった時の心理について掘り下げてみたい思います。

女性の群れる心理

中学生のころ、女子同士、または複数のグループでトイレに行くことが暗黙の了解になっていました。そこにはもはや本人がトイレに行きたいかどうかは無関係で、一人が言い出せば無条件でトイレへ直行します。なぜ、そんなにまでして女性は群れたがるのでしょうか。

男性とは違い、集団でいることで、敵から身を守ろうとする本能的なものが身についており、幼少のころからグループ化することに慣れています。それは裏返せば、一人になることにかなりの抵抗と恐怖心がある事を意味します。同時に、一人=孤独と思われるのではないかという不安も、一人になる恐怖の要因となります。

一人ではないという安心感と、女性特有の本音と建前で、お互いを褒めあったりと、居心地の良い居場所を築くため、いつでもグループで行動したがるというわけです。

様々な群れの心理学

何かの共通点や役割があるために集まっている”群れ”の事を「集団」と呼ぶことに対し、街中で何か事件が起きた時に集まってくる、まったくつながりのない人々の”群れ”の事を「群衆」と呼びます。

なぜ人は、見ず知らずの人々であっても、人が集まるところへ行きたがるのでしょうか。そこには、多数の人々と情報や感情を共有することで、「孤独」という不安を払拭できるからです。

その他、”群れ”の種類には、デモなどのように意見を積極的に発信していく「乱衆」、その意見を受動的に受け取る「聴衆」があります。特に「乱衆」は、大多数にまぎれて個人を特定されずに感情を出し切ることができ、なおかつその感情が他者と一致した時の快感が、行動をエスカレートさせる場合があり、厄介な”群れ”といえるでしょう。

女性が群れたがる心理、いかがでしたか?そしてあなたも群れたがる女子ですか?

案外思い切って、群れを離れて一人になってみると、本音と建前を使い分ける相手もいないですし、すがすがしい気持ちで周囲の人間関係を見つめなおすことができるかもしれません。現に「おひとりさま」という言葉も、最近では珍しくありません。それに、一人でいるかどうかなど、周囲にとっては自分が思っている以上に重要視されていませんので、この辺で一人を満喫してみませんか?

ハードにして、受ければダメージの大きい感情、”怒り”。相手が怒っているときには、怒らせてしまった原因が明らかな場合もあれば、なぜこんなに激高しているのかわからない時もあります。逆に、自分が怒っているとき、自分がなぜここまで怒ってしまったのか、何に怒っているのかわからなくなるような経験、ありませんか?

いずれにしても、相手に怒ったり怒られ続けることが、良い人間関係を築けるとは想像しにくく、できれば穏やかに過ごしたいものですよね。

そこで、今回は、”怒る”感情を少し掘り下げて考え、対処法についてもご紹介します。

怒ると一言でも言っても・・・怒りの心理学

「相手が気にしていることを言ってしまった」時や、「大事にしているものを失くした」など、怒りの元が明らかな場合、謝罪という形で反省を伝え終息・・・という形が理想ですが、多くはそんなに簡単には終わりません。特に、原因がわからず怒っている場合、自分が何かしてしまったのかと不安になる上に、手の施しようがありません。では、原因の見えない怒りの元は、いったい何なのでしょうか。

心理学では、「怒りは感情の蓋」とされ、感情があふれ出たとき、怒りとなって表れると考えられます。その感情は、「寂しい」「つらい」「愛してほしい」という気持ちを、”わかってほしい”と置き換えられます。「あなたならわかってくれるでしょ?」という一種甘えの感情もあり、その期待値に対し願いがかなわない時、特に怒りの感情が出ます。

怒りの根っこと矛先

もし、自分自身でなぜか怒りが収まらないとき、少し冷静になって自分の感情を一度分析してみてください。そうすると、根っこにある感情が「不安」である事が見えてきます。例えば、子供に対して当たってしまうお母さんの心理の根っこは「この子がいう事を聞かないのは、自分の育て方が悪いのではないか」など、大丈夫かな・・・という不安が形を変えて出てきていると言えます。

その不安を不安のまま心に持ち続けることで、心が壊れてしまうことを防ぐため、怒りとして吐き出すことを、「防衛機制」と呼びます。

この防衛機制は、怒りに置き換えたり、自分の不安な感情を他人のせいにしたり、自分が嫌っている感情を相手が自分を嫌いであるように投影したり、様々な手段で、心をコントロールしています。

では、相手の不安を、怒りという形で真正面から浴びてしまった場合、どのようにその怒りを鎮めればよいのでしょうか・・・?

そんな時は、”必殺 質問返し”で少し冷静になってもらいましょう。人間の脳は「疑問を投げられると、無意識に回答を考え始める」のだそうです。怒りの矛先が自分に向いたとき、質問を投げて相手がスッと冷静になった時、怒りが収まるかもしれません。

やみくもに相手から怒りをぶつけられたとき、たいていの人は、遅かれ早かれそれに対する怒りの感情が湧き、思わず怒りで傷つけ返して自己嫌悪・・・そんな悪循環に陥る前に、怒りの根っこの感情をくみ取ってみると、意外と優しくなれるかもしれません。また、自分がイライラしてしまっているときも同じように、自分を責めずに「今自分は不安なんだなぁ」と、事実を受け入れてみましょう。

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