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【心理テスト】絵でわかるあなたの心

心理アニメ

絵を用いる心理テストは非常にたくさんあります。心理学の歴史の中で絵は非常に重要視されてきており、多様な心理テストが生まれてきているといえます。今回はたくさんある心理テストの中でも絵を用いている心理検査と呼ばれるものについてピックアップしてみていきたいと思います。

ロールシャッハテスト

名で、心理学の現場では使用されることの多い心理検査の1つで投影法検査に分類されます。ロールシャッハテストは10枚のいんくのしみが描かれた図版から成っています。これを被検査者に見せ、どのようなものにみえるのかを回答してもらいます。実施自体はそれほど難しくはありませんが、この検査は結果の符号化や解釈などが非常に煩雑で難しいものとなっています。また、結果の解釈には熟練の技が必要になっており、トレーニングを要します。しかし、その分この検査によって被験者のダイナミックな深層心理をひろうことができ、非常に有用な検査であるといえます。

TAT

主題統覚検査ともいわれているもので、マーレーによって報告されています。現在日本では31枚図版の中から一部を選んで施行することが多いです。一枚ずつ絵を被検査者に提示し、その絵を基におもしろいお話をつくってもらい、回答してもらうものである。この検査の分析方法は確立されているとは言い難く、解釈にはトレーニングを要するといえます。しかし、この検査においても被験者の無意識的な側面についてみていくことができるので、被験者の理解の上では非常に有用な検査であるといえます。

バウムテスト

こちらのテストでは、被検査者に一枚の紙を提示し、一本の木を書いてもらいます。場合によっては実のなる木を書いてもらうこともあります。このバウムテストは被検査者がどのように木を書いたのかによってその人の深層心理を解釈していく検査になっています。施行が比較的簡単なので、多くの臨床の現場で使われている検査であるといえます。バウムテストは時間の経過による変化を視覚的にみることができるので、一人の被検査者に複数回実施することも多々あります。

風景構成法

風景構成法は日本で生まれた描画法の1つです。中井久雄によって創案されました。治療的な側面も有しており、日本においては利用率の多い心理テストの1つといえます。A4の用紙に黒のサインペンとクレヨンを使って書いてもらいます。検査者がひとつひとつ書いてもらうアイテムを言い、その都度被検査者に用紙に記入していってもらいます。書いてもらうアイテムは、川、山、田、道、家、木、人、花。生き物、石であり、この順に風景を構成してもらいます。解釈はユング派の解釈理論がありますが、これもトレーニングされた検査者の腕によるところが大きいといえるでしょう。この風景構成法を実施することで、箱庭療法を実施することができるかどうか判断することもできると言われており、可能性を秘めた心理テストであるといえます。

治療的要素も兼ね備えた心理テスト

このようにざっとあげただけでも多種多様な心理テストがでてきました。他にも絵を用いた心理テストは存在します。また、心理テストだけではなく絵画療法といった心理療法もありますので、心理学は絵との親和性が高い学問であるといえるでしょう。

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