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心理学研究の種類【初心者でも分かる!】

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臨床の現場で心理カウンセラーとして人を助ける仕事に就きたいと考えている人の中には心理学研究には興味のない人がいるかもしれません。しかし、臨床の現場にたって仕事をしていく者にとって、心理学研究はきってもきれない関係にあります。臨床の現場での仕事と心理学としての研究は連動しており、どちらか一方のみに携わることはできないからです。臨床の現場での心理の仕事は多岐に渡っていますが、心理学の研究も多種多様です。今回は、その心理学研究の種類を少し解説していきたいと思います。

心理学実験とは

実験は現象に対して意図的な統制を加え、その中での変化や状態について観察することから成ります。今の心理学の知見は多くの実験から得られていると言っても過言ではありません。この心理学実験においては、統計的な処理に基づいて結果が算出されることも多く、非常に客観的なデータを扱うことになります。

行動観察とは

ある対象に関する情報を観察によって得る心理学の研究の方法です。この行動観察にもいくつかの方法があります。1つには自然な環境の中で生じる行動を観察する自然観察法があります。二つ目は問題となる行動が生じる要因が仮定されている場合です。この場合にはこの要因を統制した上で行動を観察する実験的観察法と言われており、心理学の実験研究の際にはよく用いられるものとなっています。

心理検査とは

心理学では多種多様の心理検査を扱います。心理学研究の中では心理検査を研究のツールとして使う場合がある他、検査法自体を研究していくものなどがあります。心理検査には性格検査、発達検査、知能検査などがあります。検査の内容に至っても、質問紙法によるもの、投影法によるもの、実際に被検者に作業をさせるものなど多様なものがあります。また、検査もひとつの検査をしたらおしまいということではなく、テストバッテリーを組むことが重要と言われています。そのため、検査を行う目的を定め、その目的にあった検査法を選択することが非常に重要となっています。インクのしみから被検者の精神的状態を理解するロールシャッハ・テストなどは、検査の施行及び解釈に熟練の技術を要しますので、検査を行う場合には事前に検査についてよく知識を深める必要があります。

事例研究とは

事例研究は臨床の現場で仕事をしている人にとってはとても重要なものになります。特定の個人について性格の形成状況などから現在の問題理解までを行うものであり、事例について詳細に検討するものとなっています。終了した事例をまとめることは大いに意味のある仕事であり、クライアントとカウンセラーとの間に何が起きていたのかを客観的にまとめる作業になります。まとめていく中で気づくことがあり、この気づきはカウンセラーを成長させます。また、スーパーバイザーなどから事例をもとに意見をもらうことで、クライアントのより深い理解を行うことができます。

心理学研究のまとめ

心理学を生業をとしていく者にとっては、心理学という学問としての研究は欠かせないものになります。心理学の範囲は広く、また常に新しい知見が生まれていますから、常に情報を更新していかなくてはいけないと言われています。心理カウンセラーは臨床の中で出会った困難さを解消するために心理学研究の中で解消のための手掛かりを探すことになります。そしてまた心理学研究の中で得られた理解や知識は、新たな臨床の現場で生かされていくのです。このように研究者だけではなく臨床の現場にいる者にとっても研究が必要と考えられています。

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