9Oct

最近話題になっている心理学検定、2008年にスタートし日本心理学諸学会連合が主催している心理学の検定資格です。誰でもが資格検定に臨めるということで、スタート以来、年々受験者は増加傾向にあります。
受験要件がなく、心理学を学びたい方にとって、どれくらい知識を持っているか、また、大学卒業レベルでの心理学的知識や能力を確認するための検定試験です。
年に1回全国で開催されています。
目次
【心理学検定】基本を大事に!【勉強方法】
はじめにしていただきたいことは、心理学検定の公式ホームページに掲載されている問題集や参考書で勉強することです。
心理学検定の基本キーワード集や公式問題集、心理学検定の一問一答などです。
基本的にこちらから出題されることが多いですので合格率アップに繋がります。
また、心理学検定は、心理学に関する一定の知識レベルの確認ですので、基礎分野の確認などに対しては大学などで使用されていた心理学の教科書を参考にするのもおすすめです。
【心理学検定】心理学検定の基本キーワード集を制覇!【勉強方法】
公式ホームページにも掲載されています、基本キーワード。
こちらからの出題率が大変高いため、これらは一つずつ他人へ説明できる程度の理解力が
必要です。
用語の説明問題や選択肢問題、考え方を問う問題が多いですが、統計問題という初心者にはハードルの高い問題もあります。
用語を暗記し、用語に関する知識と応用力が必要ですが、考え方の問題については、細かい表現方法や言い回しなどでミスが出てしまい点数を落としてしまいますので、何度も繰り返し用語を理解することが大切です。
【心理学検定】得意な科目から受験しよう!【勉強方法】
心理学検定はA領域B領域に科目が分類されています。
A領域
①原理・研究法・歴史
②学習・認知・知覚
③発達・教育
④社会・感情・性格
⑤臨床・障害
B領域
①神経・生理
②統計・測定・評価
③産業・組織
④健康・福祉
⑤犯罪・非行
心理学検定特1級
A領域(5科目)B領域(5科目)の10科目すべてに合格
受験する際には申請が必要です。
心理学検定1級
A領域の中で4科目とそれ以外のA領域、またはB領域から選び6科目に合格
心理学検定2級
科目数が多いように見えますが、自分が得意な科目を選んで受験することができますので学んできた学問や現在就いている仕事によって得意な科目が出てきますね。
科目ごとの合格の有効期間は5年間ですので、過去に合格した科目については5年間有効になります。
少しずつ勉強し取得することができますので、勉強の時間がなかなか取れないかたや仕事をしながら受験する方もマイペースで無理なく受験することができます。
また、認定心理士を取得している方は、A領域の3科目を合格することで心理学検定1級が取得することができる優遇措置があります。
ただし、心理学検定特1級はすべての科目を受験する必要がありますので苦手分野も頑張らないといけませんね。
勉強して心理学検定を受験しよう
心理学検定は、心理学初心者であっても興味を持った分野からこつこつ勉強し合格を積み重ねることで資格取得まで一歩ずつ近づくことのできる検定資格です。
上位資格も目指しやすいので、心理カウンセラーになりたい方にとって、手の届きやすい資格でしょう。