7Oct

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心理カウンセラーの資格を取った後…
心理カウンセラーの資格を取ったら終わりという人は少ないでしょう。
基本的には、心理カウンセラーの仕事をするなり、開業するなりといった道を考えている方がほとんどだと思います。
そこで、心理カウンセラーの資格を取った後に読むべきおすすめの本をいくつかご紹介します。
心理カウンセラーになった後に何か迷いが生じたら、これらの本を手に取ってみましょう。
心理カウンセラーとして迷いが出た時に読む本
聞き方や話し方で人間関係がここまで変わる!
タイトル:ゴードン博士の人間関係をよくする本―自分を活かす相手を活かす
著者:トマス・ゴードン
翻訳:近藤千恵
出版社:大和書房
Amazon価格:1,620円
著者であるトマス・ゴードンは、親業訓練法(PET)というコミニュケーションスキルプログラムをつくりました。
この書籍は、そのプログラムを人間関係に活かす方法としてどうしていくかを解説している本になります。聞き方や話し方の理論を知ることで、クライアントのメッセージを深く理解することが出来ます。
初回面接のみで姿を見せなくなるクライエントの本当の理由とは…?
タイトル:シングルセッションセラピー
著者:モーシィ タルモン
翻訳:青木安輝
出版社:金剛出版
Amazon価格:5,400円
初回カウンセリングに来てくれた人が、二回目はきてくれない、という悩みを持ったカウンセラーは多いでしょう。
この本では、実はドロップアウトではなく1回の面接で改善しているのではないかという著者の視点から、様々な角度で研究を行い、シングル・セッションの可能性の根拠と実践のための意見が書かれています。
心理臨床の源ともいえるカウンセリング・マインドとは何であるか?
タイトル:カウンセリング・マインド再考―スーパーヴィジョンの経験から
著者:氏原寛
出版社:金剛出版
Amazon価格:1,400円
著者の経験から、カウンセリング論やカウンセリングマインドなどを惜しみなく描かれた論文集です。心理臨床の源、カウンセリング・マインドとは一体何か、改めて問い直せる一冊になっています。
失敗をしてしまい、カウンセラーとしての意欲が落ちてしまったときに読んでみましょう。
いつ起こってもおかしくない!カウンセラーと法律専門家が徹底討論!
タイトル:カウンセラーのための法律相談―心理援助をささえる実践的Q&A
監修:出口治男
編集:「心理臨床と法」研究会
出版社:新曜社
Amazon価格:2,376円
法律や世間に対して、いまいちついていけないとお悩みの方もいるでしょう。
しかし、稀にそういった問題に直面することもおかしくありません。
現場で問題が起こった場合にどのようにすべきか、法律的な見解とアドバイスが詰まった一冊です。
なんとなく、ではなく、お金をもらっている以上、いざという時の対策もとっておくべきです。
「お悩み相談」ではなく、もっと生々しい現実へ立ち向かうために…
タイトル:カウンセリングで何ができるか
著者:信田さよ子
出版社:大月書店
Amazon価格:1,620円
心理カウンセラーは、本当に役に立っているのか、という疑問をもってしまうカウンセラーもいるでしょう。
お悩み相談ではなく、もっと生々しく、現実的なものだという点を、長年のカウンセリング経験を基に著者が解説してくれます。
カウンセラーとして行うべきことに悩んだ時に読んでほしい一冊です。