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心理カウンセラーの国家資格公認心理師と心理の資格取得難易度ランキング

臨床心理士は国家資格なのか

日本で最も地位の高い心理職といえば臨床心理士です。国内には2万5千人以上の臨床心理士がいます。

臨床心理士の資格は、最も信頼性の高い資格として有名ですが、心理専門職の仕事をする上では、絶対にないといけない資格ではないのです。

臨床心理士の資格は「公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会」が認定しており、指定大学院を修了すること、臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了することといった受験資格が必要になります。

修了後、臨床心理士試験に合格すると、臨床心理士として働くことができます。

臨床心理士になる道のりは大変なものですが、臨床心理士は民間の資格になり、国家資格ではありません。

心理専門職には国家資格がありませんでした。

公認心理師とは

2015年9月9日「公認心理士法」が参院本会議で可決し、成立。9月16日に公布されました。

今まで心理専門職に公的な資格が存在しませんでしたが、この公認心理師を公的に定め、国民の心が健康で過ごすことができることを目的としたものです。

ストレス社会に生きる現代人のメンタルヘルスへの対策が重要視され、心理専門職に一定の公的な地位が与えられることになったのです。

2017年に施行される予定です。

公認心理師の業務は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識・技術をもって、次のような行為を行います。

1) 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。

2) 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

3) 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

4) 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。

具体的な詳細な内容や、育成プログラム、受験資格はまだ検討段階です。

公認心理師の難易度

公認心理師の難易度は高く、資格取得のハードルも高いものになると予測されます。

心理専門職の支援は、クライアントにとってこれから生きていく道を示す大事なものです。

支援の仕方によっては、クライアントが道に迷ってしまうこともあるでしょう。

そのため心理専門職は、クライアントに寄り添い、クライアントが進む道を予測しながら、クライアントが心から望んでいる道に導くことができるように支援する必要があります。

心理専門職として、知識と科学的視点が必要な大変な仕事です。

誰でもがなれるような資格では困るのです。

受験資格や試験内容については検討段階ですので、早合点してセミナーなどに申し込まないことをおすすめします。

国家資格なので、公的な情報が出ますので、その情報をもとに行動してください。

心理カウンセラーの国家資格を目指そう

公認心理師になりたいと目指す方は、困っている人の手助けになりたい、迷っている人を導く存在でありたいと思っている人でしょう。

資格を取ることがゴールではありませんので、資格取得されましたら「自分にはどんな支援ができるだろうか」を常に考え、自己覚知を行って心理専門職としての知識と技術を磨いていくことが大事です。

一体心理カウンセラーにはどんな資格があるの?

心理カウンセラーになりたいと思うか方にとって難易度や資格の取りやすさなど気になるところですね。

心理専門職である心理カウンセラーの難易度をランキングでご紹介します。

心理カウンセラー資格難易度1位

ユング派分析家国際資格

ユング派分析とはユングの技法によってケアを行う心理専門職のことです。心理カウンセラーの資格の中では珍しい国際資格となっています。

取得も難しく、最低4年~10年程度必要で必要経費も400万円以上です。

英語でのコミュニケーションが必須で日本人では50名程度しか資格取得者はいません。

スイスのユング研究所や同等機関において候補生として訓練を行った後、試験をに合格しなければいけません。

ちなみに日本人で最初にユング派分析家国際資格を取得したのは京都大学の河合隼雄先生です。ユング心理学を日本人向けにアレンジし、箱庭療法を広めた有名な先生です。

心理カウンセラー資格難易度2位

臨床心理士

臨床心理士は、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院(1種)を修了する、あるいは指定大学院(2種)の終了後に実務経験を1年以上経た後、臨床心理士資格審査に合格しなければいけません。試験は、筆記試験と口述面接です。

心理職としての技術試験はありません。

合格率は60%程度です。

世間での認知度も高く、臨床心理士の資格を所持していることで、就職に有利になることが多いです。国家資格ではないので、必須資格ではないのですが、個々の企業によって採用条件に臨床心理士の資格を必須としている企業もあります。

心理カウンセラー資格難易度3位

学校心理師

大学院修了と専門的実務経験1年以上が必須です。

いじめや学級崩壊、不登校など学校に関する様々な問題に対して支援を行うことを専門にしています。学校を取り巻く環境や人間関係、指導側のケアも含みます。

心理的分野の視点を持ち、教育支援を行う資格です。

2011年学校心理士の上の資格として学校心理士スーパーバイザーが認定されるようになりました。

心理カウンセラー資格難易度4位

臨床発達心理士

発達心理学を専門に、不登校や引きこもり、発達障害の悩みのある方に対して支援を行います。子供だけでなく、更年期障害や老年期の心のケアを支援することもあります。

臨床発達心理士の資格を取得するためには、臨床発達心理士認定運営機構がおこなう試験に合格する必要がありますが、条件として発達心理学隣接諸科学の修士課程、また200時間以上の臨床経験が必要になります。

心理カウンセラー資格難易度5位

認定心理士

大学や大学院で心理学に関する科目を専攻し、卒業あるいは修了した者

日本心理学会の指定する心理学の単位を取得した者

が、日本心理学会に認定申請を行い、書類審査によって取得することができます。

認定試験などはありません。

4年生大学を卒業した人は放送大学で必要な単位を取得することができ、その後認定申請を行うことで資格取得することができます。

心理カウンセラー資格難易度6位

メンタル心理カウンセラー

資格取得するためには、メンタル心理カウンセラー受験に必要なカリキュラムを通信講座にてレポート提出、修了認定試験に合格することが必要です。

学習期間は3カ月程度で、自宅で受験することができます。

通信講座は、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する期間で受講することができます。

心理カウンセラー資格難易度よりも大切なこと

心理専門職における資格取得の難易度をご紹介しましたが、難易度が高い資格だからといって心理カウンセラーとしての資質が高く、カウンセリング技術に優れているわけではありません。

クライアントに寄り添い、真摯に対応してくれる聴く力を持つということが、心理カウンセラーにとって必要なことです。

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