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中年の危機の症状・原因・治療について

中年の危機とは

中高年特有の不安心理、または不安から生じるうつ病や不安障害を指す言葉です。

ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)、ミドルエイジ・クライシス(Middle age crisis)とも呼称されます。

また思春期に対して言葉として思秋期と呼ばれることもあります。

中年の危機の症状

中年の危機の症状とは様々な事柄に対して不安感を抱くことです。

その中高年特有の不安から離職、家庭不和からの離婚、自己肯定のための不倫、うつ病、不安障害などの精神疾患につながってしまうことが多々あります。

中年の危機を引き起こす原因

中年の危機に陥った人は具体的には以下のような事柄の中高年特有の不安感に苛まれることが多くなります。

・年齢に見合うような役職等のポジションについておらず、キャリアに乏しいことに対する不安

・中間管理職の立場上、上からも下からも悩まされることに対する不安

・パートナーとの関係性、もしくは独身であることに対する不安

・自身の年老いた親の介護や死に対して不安

・自身の子供の成長や向き合い方に対する不安

・自身の肉体的な衰えや死に対する不安

・自身の技術力や思考力の低下に対する不安

・友人との疎遠などから起こる対人関係への不安

・異性との交遊の減少から起こる性的能力に対する不安

このように子供の成長、親の死、自身の老後の問題が一度に圧し掛かってくることが中年の危機の不安感の原因であるとされています。

もう若くはなく、自分の人生に対する後悔や将来の不透明さなどの様々な不安がない交ぜになり、またそれらの不安を払拭しようと尽力しても結局どうにもならないことも多く、それが原因となって更に気分が落ち込み、うつ病や不安障害を発症しやすくなってしまうのです。

また加齢に伴い、頑迷さが増してしまいがちなことが尚更孤立感を煽りやすく、それも大きく影響していると見られます。

こうした中高年特有の不安は30代半ばから始まるとされており、厄年が男性では42歳、女性では33、37歳に設定されているのは、こうした中高年の不安心理が原因であると考えられています。

中年の危機の治療

不安は誰しもが抱えるものであり、全てを避けることは不可能です。

したがって中年の危機への対策にはストレスを溜め込まない方法やストレスの解消法を確立することが一番であると言えるでしょう。

また不安に思う問題から目を背けるのではなく、きちんと何が問題であるのかを解明することも大切です。

健康診断を受けて自分の身体の状態を確認したり、仕事の技術の向上のために勉強をしたり、子供の学費や自身の老後に必要な資金の綿密な計画を立てるなどして問題を解決することができれば、当然その問題に対して抱いていた不安も解消します。

物事の悪い側面ばかりを捉えがちな俯いた思考を持ち上げることが中年の危機に抗う術であるといえます。

中年の危機のまとめ

中年の危機とは中高年特有の不安から離職、家庭不和からの離婚、自己肯定のための不倫、うつ病、不安障害などの精神疾患につながってしまう心理的危機を指す言葉です。

原因は子供の成長、親の死、自身の老後など様々な問題に対する不安が一度に圧し掛かってくるためであるとされています。

したがってストレスを溜め込まないこと、うまく解消する方法を見付けることが不安感を払拭する一番の治療法であると言えます。

何事も悪く捉えようとせずに前向きに物事を考えて生きることが中年の危機を乗り越えるためにも強く生きるためにも必要なことであると言えるでしょう。

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