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ソシオパスの症状・原因・治療について

ソシオパス(sociopaths)とは

環境的な要因により後天的に反社会的な人格を有するようになった人のことです。

社会病質(sociopathy)とも呼称されます。

ソシオパスの症状

反社会性パーソナリティ障害の一つであり、衝動的、無責任、攻撃的、ナルシスト、享楽的、他責的思考、嘘吐き、感情の抑制が困難、視線が強く逸らそうとしない、恐怖を感じることがないなどといった特徴を持ちます。

サイコパスとは異なり、軽視している傾向にはありますが良心や罪悪感を持ってはいます。共感力も全くないわけではありません。他者に対して愛着を持つこともあります。しかしそういった考えは自身が仲間であると認めるごく限られた人間のみに向けられる感情であり、その愛着も異常なほど強い所有欲や執着である場合がほとんどでストーカー行為に走ることもあるそうです。

良心や罪悪感や愛着を持ってはいても目的のためには手段を選ばず、利己的なために反社会的行動に走ってしまいやすいのがソシオパスなのです。

また感情的な面が顕著であり、定職に就くことや普通の生活を送ることは困難であり、計画的で冷静に犯罪を行うサイコパスに比べ、衝動的で無計画な犯罪を行うことが多いです。そして自らが主犯格、あるいは単独で犯行に及ぶことの多いサイコパスと異なり、社会病質者は何らかのグループに属しながら、グループとして犯罪行為を行う場合が多くみられます。

ソシオパスを引き起こす原因

良く似た反社会性パーソナリティ障害であるサイコパスと異なる点は先天的なものではなく、後天的に反社会的な人格が形成される点です。

人格とは育った環境によって培われるものであり、その環境のルールに則った善悪の判断をするようになるのは当然のことです。したがってその環境が異質で特殊であった場合、一般社会では犯罪と捉えられるような行為であっても躊躇わず実行するようになってしまってもおかしくはありません。それがソシオパスなのです。

現に社会病質者は幼少期に虐待を受けてトラウマを抱えている場合が多いです。

ソシオパスの治療

サイコパスと同様明確な治療法は確立されておりませんが、幼少期のトラウマがソシオパスを引き起こす原因であるならば、そのトラウマを認知行動治療法で解消することで改善を見込めるのではという見方があります。

しかしながら早急に効果を見込める治療法は存在しないため、周囲の人間が凶悪事件に巻き込まれないためには精神病質者に対する場合と同じく自己の判断で社会病質者を回避し、自分で自分を守るしかありません。

ソシオパスのまとめ

ソシオパスとは反社会性パーソナリティ障害の一つであり、以下のような特徴を持っています。

・衝動的

・無責任

・ナルシスト

・享楽的

・他責的思考

・嘘吐き

・感情の抑制が困難

・視線が強く逸らそうとしない

・恐怖を感じることがない

原因は育った環境にあり、社会病質者の多くは幼少期に虐待を受けてトラウマを抱えています。そのような異質な環境で育ったために異質で反社会的な人格が形成された結果がソシオパスなのです。

治療法はサイコパスと同様に確立されてはいないため、もし社会病質者と出会ってしまったら自分で自分の身を守るしか自衛手段はないと言えます。

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