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ストレスの種類・起こる仕組みとうつ病の症状・原因

現代はストレス社会と言われており、ストレスを感じないという人は殆どいないでしょう。

ストレスとは、心身に負荷がかかった状態のことを指します。カナダの生理学者ハンス・セリエ(1907-1982)は、ストレスを引き起こす要因をストレッサー、それによって起こる心や身体の変化をストレス反応と呼びました。

ストレスの種類は2種類ある

ストレスは刺激に対する反応でもあります。生きている限り、ストレスから逃れることはできません。

ストレスには、よいストレスと悪いストレスの2種類のストレスがあります。

よいストレスは、自分を奮い立たせる刺激や、勇気づけてくれる刺激による反応を指します。

悪いストレスは、悪い人間関係や不安、過労といった心身に影響を及ぼす刺激による反応を指します。

ストレス

うつ病はストレスによる病気である

長い間、悪いストレスを受け続ける、非常に強いストレッサーを受けることで、私たちの心身は疲れ果ててしまい、結果、病気になってしまう場合があります。

職場での人間関係や厳しい仕事状況で肉体的に疲労がたまり、ストレスが溜まるとうつ病という病気になります。また、イライラがたまり、拒食症や過食症といった摂食障害の病気になることがあります。

突然冷や汗が出て呼吸ができなくなるパニック障害もストレスが要因です。うつ病についてもっと知りたい方はこちらもご覧ください。

ストレッサーの種類は2種類ある

ストレッサーは、ストレスを引き起こす要因のことですが、大きく分けて2種類に分けられます。それは、内部的ストレッサーと外部的ストレッサーです。

内部的ストレッサーは、心理的ストレス(人間関係や経済的な不安等から生じる感情的な心の傷)、生理的ストレス(肉体疲労や病気など)になります。

外部的ストレッサーは、物理的ストレス(暑さや寒さ、騒音など)、科学的ストレス(薬物、栄養不足など)になります。

ストレスが起こるしくみ

ストレッサーを長期にわたり受け続けることで、心身が疲労状態となり、様々な病気を引き起こすことになります。

体の部位に注目して、ストレスが起こる仕組みを理解しましょう。

  • 脳下垂体:ストレスを感じて指令を出し、交感神経より伝えます。
  • 心臓:心拍数が上昇し、血圧が上昇します。
  • 副腎:アドレナリンが分泌され、血圧が上昇します。

うつ病の症状

うつ病とは、憂鬱、億劫、イライラするなどの気分障害が継続し、主観的に強い苦痛を感じる病気のことを指します。

うつ病の症状は、精神面で気分が落ち込む、興味が湧かない、集中力の低下、自信喪失、自殺願望などがあります。身体的には、睡眠不足、食欲減退、体重減少などが現れます。

日本国内では、10~15人に1人は生涯にうつ病を1回でも経験したことがあるという統計になっています。また、医師に受診をしていない患者を入れれば、さらに多くなります。うつ病はそれだけ身近な病気です。

また、自殺はうつ病と大きな関係があります。うつ病にも種類があり、仮面うつ病などもあります。

うつ病

うつ病の原因

うつ病の原因は、はっきりと解明されていませんが、ストレスなどの外的要因が原因であると考えられています。

例えば、配偶者の死や離婚、退職といった人生の転換期、昇進、転居、出産など、日常の出来事がストレスになり、そのストレスで神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン)の調節障害が発生し、うつ病を引き起こすと考えられています。